私は外商担当として、お客様のお宅に伺いお着物を提案する営業活動を行っています。ときには店頭に立って接客することもあります。
また、ホームページのブログ執筆などは情報発信にも携わっています。
業務は多岐にわたりますが、どれも「お客様とのつながり」と「日本文化の魅力を伝えること」が根底にあります。
大学では古典を専攻しており、日本文化に関わる仕事に就きたいと考えていました。
中でも着物に惹かれ、「日本文化に関わるなら京都で」という思いから、歴史ある老舗であるゑり善に興味を持ちました。
最初は着物の知識がない自分がこの世界に入っていけるのか不安もありましたが、
会社見学の際に「知識は入社後で大丈夫」と言っていただけたことで、一歩を踏み出す決心がつきました。
ゑり善の魅力はなんといっても創業440年という長い歴史と、その中で築かれてきた繋がりの深さです。
豊富な品揃えと確かな品質が、お客様からの信頼にもつながっていると思います。
仕事を通して身についたのは、着物の知識だけではありません。
日本のしきたりや、茶道・華道などほかの日本文化についても自然と理解が深まりました。
また、営業としてお客様の好みに合わせた提案力、自分から働きかける行動力も養われたと感じています。
社内の雰囲気はとても良く、入社当初から「人の良さ」を実感してきました。
些細なことにも感謝を忘れない姿勢や、一つ質問すれば十の知識を教えてくださるような先輩方の知識量に自分も憧れています。
若手の意見も尊重されており、ホームページやインスタグラムの運用は若手社員が中心となって行っています。
普段の営業でも、ベテランの知識と若手の新しい視点が交わり、刺激し合える関係が築かれていると思います。
休日は本店の場合、月曜平日が固定です。
その他は展示会や店頭当番の日を避ければ比較的自由に取れるため、プライベートとの両立もしやすい環境です。
友人と過ごす時間やライブなどでリフレッシュしながら、博物館めぐりなど趣味の中でも自然と仕事につながる学びがあるのは、
着物を扱う仕事ならではの魅力かもしれません。

仕立回りは、仕立屋さんへ着物を届けたり、仕立上がった着物を受け取りに行ったりする大切な仕事です。お客様の大切な一着が、丁寧に仕上がるよう橋渡し役として責任を持って対応しています。

お客様一人ひとりのお好みやご要望をお伺いし、最適な商品をご提案していきます。

お客様それぞれの体型や着用シーンに合わせてお仕立をするため、丁寧に採寸を行います。

お越しいただいた感謝の気持ちを込めて、笑顔でお見送りいたします。最後の瞬間まで心を込めた対応を大切にしています。

ホームページのブログを担当し、季節ごとの着物の楽しみ方や役立つ情報をお届けしています。調べながら書くことで、自分自身の知識もどんどん深まっていくのがやりがいです。
9:00
出勤、掃除、外商の準備
9:30
朝礼、外商の準備
10:00
仕立回り、お客様宅へご挨拶、展示会のご案内
13:00
昼休憩
13:45
整理品の確認、加工出し お客様へのご連絡
15:00
ブログの執筆
15:45
休憩
16:00
ご来店のお客様の接客
17:00
次の日の準備、行動記録の入力
18:00
退勤